【鍼について】

鍼について、Q&Aでお答えしていきます。

 

Q.はりは痛くないのですか?

A.痛くありません

 

全く痛くないといえばうそになりますが、注射などと比べると痛みはほとんど感じません。


注射の場合は針先が竹を斜めに切った形で、

薬剤がそこから出てくるので針自体が太く、

刺すとき皮膚を切りながら入ってくるので痛みを割と強く感じます。


の場合は、鍼先は金属の棒の先を削ってとがらせた形で、

鍼自体は髪の毛ほどの太さで刺すとき、

皮膚を分け入っていくのでそれほど痛みを感じません。

 

当院では、無痛鍼の技術があり初めての方でも安心して治療を受けられます。

 

Q.はりで病気に感染することはないのですか?

A.ありません

 

当院ではNEOディスポーザブル(使い捨て)鍼を使用していますので 絶対にありません。

 

Q.治療間隔はどれくらいがいいですか?

A.疾患や症状によって違います

 

急性症や痛みの強い時などは ある程度痛みが治まるまで毎日続けることをおすすめします。

慢性症の時は 最初は1日おきに、最低でも週2回は治療されることをおすすめします。

予防・健康維持の場合は 週1回~10日に1回程度で治療されることをおすすめします。

 

Q.鍼灸の歴史はどれくらいですか?
A.古代中国で鍼治療が文書として残されたのは約2000年前です。

 

鍼治療そのものが始まったのはそれより数百年前と言われている。 
お灸は約3000年前と言われています。
その頃の人たちが外傷を受けたり、痛みを覚えたとき、本能的にその部位に手を当て、圧したり揉んだり、あるいはなめたり、木の葉を張ったりしたと思われます。やがて文明が進歩し、火を利用し、磨製石器を使用するようになりそれが鍼灸治療の原型となり、時間の経過と共にそれらの経験が集積されていったと考えられています。
日本へ伝わったのは、今をさかのぼること約千二百年前(平安時代)、仏教伝来士によりもたらされました。 

文明が発達して金属製のはりをつくり、痛みのあるところを刺したり、血を出したりいろいろなことを試して、鍼治療として発達してきたようです。

 

灸治療も同じく痛みに対してどう対処していくかというのがはじまりでした。
灸治療の材料である艾(もぐさ)は、蓬(よもぎ)から作られます。なぜよもぎかというと、
他の材料と比べて 皮膚・組織の損傷が少ない、 施灸後、爽快感があり心地よい、適度な熱刺激を浸透させるなどの理由で利用されています。